宮田塾のブログ

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国語塾の日本語レッスン#3

今日は勘違いしやすい語の話です。

「気が置けない」人とはどんな人でしょう?

よくある間違いはこんな感じです。

×あいつは、すきあらばこちらの弱みにつけ込もうとしてくる。気が置けないヤツだ。

こんな風に「気が許せない・油断がならない」といった意味に捉えてしまいやすい言葉ですが、間違いです。

「気が置けない」「気をつかわないでよい・気さくで付き合いやすい」という意味の言葉です。したがって、正しい例文は次のようなものになります。

○ あいつは、小学生時代からの付き合いで、気が置けない友人の一人だ。

覚えにくいと思う方は、反対の表現「気を置く」「気が置ける」という表現を知っておくとよいでしょう。
これは古文にも出てくる表現で、「心を許せない、緊張または遠慮してうちとけることができない」の意味です。

考え方はこうです。

用心しないといけない人が側にいる。
(すきあらば嫌味を言ったり自分の物を奪おうとしたりする人を考えて下さい。)
  ↓
その人に注意を払わねばならない。
  ↓ 言い換えれば
その人にいつも自分の「気」を置かねばならない。

したがって「気を置く」「気が置ける」=「心を許せない・緊張または遠慮してうちとけることができない」ということになるわけです。

まとめです。

「気が置ける」→「気を置かなくてはならない」→「心を許せない・緊張または遠慮してうちとけることができない」

「気が置けない」→「気を置かなくてよい」→「気をつかわないでよい・気さくで付き合いやすい」

気が置けない塾でありたいものです。

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国語塾の日本語レッスン#2

今日は紛らわしい表現について。

それぞれ、A・Bのいずれが正解かを考えてみて下さい。

<1問目>
A:彼の発言は当を得ている。
B:彼の発言は当を射ている。

<2問目>
A:彼の発言は的を得ている。
B:彼の発言は的を射ている。

<3問目>
A:彼の発言は正鵠を得ている。
B:彼の発言は正鵠を射ている。


では解説です。

<1問目>
正解:A
「当を得る(とうをえる)」が正確な表現です。
「当」とは「道理にかなっていること」を表しており(正当・妥当といった熟語を考えてみて下さい)、「当を得る」も同じく「道理にかなっていること」を表すことになります。


<2問目>
正解:B
「的を射る(まとをいる)」が正確な表現です。
「的(まと)」は「標的」・「物事の核心」を表しており、「的を射る」で「物事の肝心な点を確実にとらえる」という意味になります。


上記2問については、
「当(とう)」は「道理」だから「得る」もの、
「的(まと)」は「標的」だから「射る」もの、
と覚えれば間違いにくいのではないでしょうか。

これで、「当を射る」とか「的を得る」といった誤用は避けられますね。はい、次の問題。

<3問目>
正解:AとB
「正鵠(せいこく)」とは、少し聞き慣れない言葉ですが、「弓の的の中央の黒ぼし」のことです。上記の考えからいくと、「射る」の方が良さそうですが、「得る」もOKということになっています。実際、森鴎外の小説の中にも「正鵠を得る」という表現が出てきます。

まぁ、「ど真ん中ゲットだぜ!」という感じで「得る」も使えると覚えておいてもらうとよいでしょう。

「正鵠を射る」であれ、「正鵠を得る」であれ、意味としては、「物事の肝心な点を確実にとらえる」ということになります。つまり「的を射る」と同じ意味ですね。


それでは例文をば。

・中川君の答案はどうも当を得ない。酒にでも酔って答案を書いたのか。
的を射た記者の質問に、中川君はたじろいだ。

最後はちょっと時事ネタになってしまいました。

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国語塾の日本語レッスン#1

よく似た慣用句の話です。

「目を剥(む)く」「目を皿のようにする」の違いは分かりますか?身体の動作的には同じようなものに思えますよね。(西川きよしさんみたいな目になる感じ?) しかし、意味は大きく異なります。中学受験レベルの知識ですが、意外に盲点になっているかもしれません。

「目を剥く」は、怒ったり驚いたりして目を見開くこと。

「目を皿のようにする」は、懸命に探し求める様子。

慣用句は少し抽象的なところがあるので、できるだけ例文を通じて覚えることを勧めていますが、こんな例文はどうでしょう。

・きよしは、遅刻してきたやすしに、目を剥いて食ってかかった。
・きよしは、目を皿のようにして、楽屋の隅々まで探し回った。


例文は「きよし」じゃなくても構いませんけれど...。

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国語塾の日本語レッスン#0

以前から書こう書こうと思っていた、日本語検定向きの合格指南講座。忙しさにかまけて手つかずのままでしたが、そろそろ始めてみましょう。

取り上げる内容は、原則として「日本語検定上級(1級・準1級・2級・準2級程度)」や「漢字検定上級」を念頭に置いていますが、検定試験だけにこだわると継続が難しそうなので、もう少し幅を持たせておこうかと思います。

そんなわけで、タイトルは「国語塾の日本語レッスン」

国語を教えていると、読解力や表現力に関して気づくことは多いのですが、一般化しにくい部分があるのも事実です(だからこそ受験国語については個別指導制にしています)。

一方で、文法・漢字・言葉の知識といった分野については、比較的一般化しやすく、ブログで扱うのにも適していると思われます。

日本語・国語に関する検定にも役立ち、中学入試や大学入試にも役立ち、かつ、大人の国語力のブラッシュアップにもなる、そんな内容にしてゆきたいと思います。

ちょっと欲張りすぎですが、気楽にお付き合い下さい。

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日本語検定 1級 首席合格

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以前このブログでもお伝えした日本語検定

1級首席合格(全国1位)ということで表彰を受けました。
具体的には「日本語検定委員会賞 最優秀成績者」を受賞、「盾と表彰状」を頂戴致しました。

6級から1級まで全てを含めれば、5万人弱の受検者。そのなかでトップの成績を収めたということで、国語塾・少人数制学習塾を主宰する者としては、非常にありがたい受賞です。もちろん、一個人としても嬉しいニュースでした。

9月末頃、日本語検定事務局の方からお電話を頂き、表彰の内示を受けるとともに、電話インタビューを受けました。内容は、勉強の仕方や日本語に対する思いなどなど。電話ではあまり大したことも話せないので、「宮田塾のブログ」関連記事もご覧下さい、と申し上げておきました。

いずれ、日本語検定公式サイトにも掲載されるかと思いますので、その際にはまたこちらのブログで紹介したいと思います。

写真掲載の可否も問われたのですが、こちらについては辞退させていただきました。公式サイトについてもそうなんですが、スタッフの写真掲載は見合わせております(この件についてはまた別記事にて)。

試験当日は、結構ケアレスミスがあって悔しい思いをしたんですが(検定当日の顛末はこちらの記事をどうぞ)、そこは実力でカバーできていたようです。10位以内には入っているだろう、という感触だったんですが、首席とは嬉しいサプライズでした。

最近は「国語塾」「宮田塾」だけではなく、「日本語検定」で検索して、当ブログを訪れて下さる方も多い様子。ありがたいことです。これを機に、「日本語検定合格指南」の記事もそろそろ本腰を入れて書こうかと思います。ネタは既に1000以上集めてありますので、真剣に(または気楽に)日本語の知識をブラッシュアップしようという方は継続的に当ブログをご覧下さい。

最後になりましたが、当塾のように小規模な塾を運営する以上、指導力でも知識面でも(つまり生徒数や設備以外のすべてにおいて)大規模な塾を凌駕しないといけないと考えております。存在意義とでも申しますか...。

宮田塾が、国語塾として・少人数制学習塾として、全国トップレベルにあることを、今回受賞が証明しているとお考えいただければ幸いです。

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日本語検定1級合格 #6

<日本語検定への意見>

検定事務局からアンケートの依頼が来ていましたが、個別アンケートに答えたところで、事務局にしか意見は届きません。事務局の方のみならず、受検を考えている一般の方々の目にも触れるよう、このブログで意見を記しておこうと思います。

(一) 今までになかった日本語ネイティブ向きの日本語力試験ということで、大きな意義があると考えます。今までの国語関係の検定試験は「漢字の能力」だけを問うものであったり「文章作成の能力」だけを問うものであったりしましたから。(もちろん、分野別に学力を検定するということが悪いわけではありません。)

(二) 問題の質もかなり良くなってきたように思われます。当初購入した模擬問題集には「これは日本語の問題なのか?」と思われるような問題もチラホラ見られましたが、本試験においてはそうした問題が無くなっていたように思います。

(三) 先述の通り、2級の合格が1級受検の前提となっている(しかも同時受検は不可能)という点には苦言を呈したいところです。「腕に覚えのある」者にとっては、正直まどろっこしくてしようがありませんし、費用もバカになりません。もちろん、始まって日が浅いこともあり、事務局としてもビジネス的側面を無視できないところなんでしょうが、各自の実力に応じた受検級を自由に選ばせて欲しいところです。

(四) 公式問題集の質について。おおむね良質だと思いましたが、領域別問題集の方は、もう少し練ってから出版して欲しいところです。あえて具体的な箇所は指摘しませんが、結構間違いがあります。解答が出せないところも所々に。

(五) あと、無い物ねだりですが、日本語の基礎である古文や漢文に関して全くといってよいほど問われないのが、物足りないところではあります。「(現代の)日本語(に関する)検定」という趣旨でしょうから、やむを得ないところではありますが...。半ば冗談ですが、全編古文・漢文・擬古文に関する問題のみ、というような級(特1級?)の創設が待たれるところです。少なくとも私は喜び勇んで受検します(笑)。

上記のように、色々と思うところはありますが、総じてお薦めできる検定試験だと思います。1級合格者=日本語の達人とは決して思いませんが、少なくとも、日本語の勉強を深めてゆく際の一指標になるとは思います。

この「宮田塾のブログ」では、「日本語検定合格指南」と題して、日本語検定合格に役立つ知識なども取り上げてゆく予定です。原則として、1~2級レベル受検者を対象とした記事になるでしょうが、日本語に興味のある方・3級~6級レベル受検者・受験国語の知識面を充実させたい方などにも役立つようにしたいと思います。

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日本語検定1級合格 #5

<日本語検定の勉強方法>

一般的にお薦めできそうな勉強方法を記しておきます。1級を念頭に置いていますが、他級についても同様に考えていただいてよいでしょう。

1.まずは公式問題集(過去・練習問題集)をやってみる
自分に合った級の公式問題集(過去・練習問題集)をやってみると、実力がよく分かると思います。分からない部分や間違ったところは徹底的に暗記。もちろん答えの丸暗記ではなく、解説をよく読んで理解した上で(できれば辞書や文法書で関連知識も調べて)、覚えましょう。こうした部分をノートに抜粋すれば、あとはノートだけを見ればよいので楽なんじゃないでしょうか。書き写す過程なり、キーボードで入力する過程なりで結構頭にも入りますし、一石二鳥です。

2.次に公式問題集(領域別問題集)をやる
できれば全ジャンルつぶしたいところですが、不得意な部分だけでも十分じゃないでしょうか。私が1級を受検した6月には「敬語編」と「語彙・言葉の意味編」しか出版されていませんでしたが、現在は「文法編」「漢字・表記編」も出版されているようです。勉強の手順は上記1に同じ。

3.漢字の知識は漢字検定の参考書を利用してブラッシュアップ
漢字の知識は、かなり漢字検定とかぶっているように思います。私、漢字検定は一度も受検したことがないので(時間ができればまた受検したいと思っています)、大きなことは言えませんが、おそらく日本語検定1級の漢字問題はだいたい漢字検定準1級ぐらいに対応するんじゃないでしょうか。特に四字熟語などは、漢字検定の問題集・参考書が役立ちそうに思います。

4.各種の国語・日本語関連問題集
ここまではあまり必要ないと思いますが、もっと勉強したい!という向きには、書店によく並んでいる「日本語ドリル」「日本語を鍛える」といった類の問題集も悪くないでしょう。少なくともマイナスにはならないと思いますので、遊び感覚でどうぞ。

5.普段から言葉に対する感覚を研ぎ澄ます努力を
最後に持ってきましたが、実はこれが一番大切だと思います。知らない言葉はすぐに辞書などで調べる、文章を書くときも類義語辞典(シソーラス)などを使って語彙を増やしてゆく、質の高い文章に触れる機会を多くして言葉のニュアンスを感じ取る能力を高める など。一朝一夕に国語力が付くはずもなく、日々の積み重ねが大切なのは言うまでもありません。
(なお、中学入試・大学入試受験国語の得点力はまた別論。短期間で成績を上昇させうる場合が結構あります。念のため。)

なお、公式問題集類は、Amazonなどのオンラインショップで「日本語検定」と検索すれば、ほぼすべてのものが見られると思います。


<追補>
上記記事を書いてから、書店にて、
日本語検定 公式テキスト 「日本語」初級
日本語検定 公式テキスト 「日本語」中級
日本語検定 公式テキスト 「日本語」上級
という書籍を発見しました。
8月末~9月初頭に出版されたようです。

時間がなかったので、詳しく調べることはできませんでしたが、勉強のベースとして利用しやすそうな教材でした。上記記事を補足するかたちで述べておきますと、

「1.まずは公式問題集(過去・練習問題集)をやってみる」という部分は同様。
次の段階でこの「公式テキスト」を理解・暗記していく、というのがよいと思います。人によっては、「公式問題集(過去・練習問題集)」と「公式テキスト」の順序を換えてもよいでしょうが、覚える量が多いように思えてめげてしまうかもしれません。いずれにせよ、「公式問題集(過去・練習問題集)」で気づいた点や間違った点を、「公式テキスト」に書き込んでゆくのがお薦めです。

2番以降の勉強方法には変わりはありません。

(以上追補)

続きます。

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日本語検定1級合格 #4

<勉強の過程>

勉強の過程は、学力によってかなりの差が出てくるところですが、まずは私の勉強過程からご紹介。次回にはオススメの日本語検定勉強方法をご紹介します。

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とりあえず、購入してきた日本語検定模擬問題集を解いてみるところからスタート。1級・2級いずれのレベルでも正答率は95%程度だったので、特に勉強せずとも受かることは判明していました。

ただ、このブログでも何度か書いたとおり、「受ける試験にフィットする」ということは大切なことです。そういう意味で、販売されている関連問題集はすべてこなしておきました。といっても、実施回数が未だ少ないので、こなすべき問題数はまだまだ少ない。あっという間に完了です。

少しでも知らない部分があればしっかり自分のものにしておき、加えて、出題のクセ・出題者の思考回路をチェックしておきました。

出題のクセ・出題者の思考回路というのはバカにできない部分です。「本当はAが答えだと思うけれど、出題者はBを答えとするんだなぁ、なるほど」みたいなケースはとくに要注意。

話はややそれますが、上記のようなケース、国語関係の試験ではよくあることです。大学入試センター試験でも、現代文なんかはそういう傾向が強い。私が中学入試であれ、大学入試であれ、ハイレベルな学校を受験する生徒にしつこく説いているのは「過去問の徹底的勉強」です。ハイレベルな学校ほど、出題に個性がありますし、その問題にフィットする勉強の必要性が高いですから。国語の過去問研究をおろそかにすべからず。

閑話休題。せっかく問題集をつぶす以上は、指導に役立つよう知識ノートも作成しておきました。自分としては常識的知識だが、人が間違いやすそうな所をデータ化。受験国語の指導・検定指導などに役立てるためです。転んでもただでは起きない(笑)。このブログでも、できるだけ受検者向きに色々な知識を提供していきたいと思っております。

続きます。

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日本語検定1級合格 #3

<受検までの経緯>

恥ずかしながら、昨年の第1回検定試験が実施されたことは全く知らず、第2回検定試験の直前に事務局の方からお電話をいただいて、この検定試験の存在を知るに至りました。

当塾(受験国語錬成-宮田国語塾)のサイトをご覧になった事務局の方が、塾生に検定試験の案内(5~6級ぐらいでしょうか)をして欲しいという趣旨でお電話を下さったんですが、検定の趣旨も問題も何も知らない状態で塾生に受検をすすめることは、私の性格からいってありえません。そこで、検定に関する資料を送付していただくことに。

で、資料(過去に出題された問題)を眺めてみるとなかなか面白い。生徒にすすめる前に自分が受けてこようかな、というのが今回の受検のきっかけです。

しかし、難問が...。
検定が土曜日に実施されていたということもあり、試験の当日のスケジュールが大変に組みにくい!当塾、土曜日はフル稼働なのです。結局、四苦八苦してスケジュールを組み、授業の合間を縫って検定会場へ行き、試験を受けて、全速力で帰ってきてまた授業という風になりました。授業時間を若干変更してもらった生徒には迷惑を掛けてしまいました。すみません。

もう一つの難問は、2級の合格が1級受検の前提となっている点です。私のように「腕に覚えあり」という者には、正直まどろっこしくてしようがありません。上記のような土曜日のスケジュールを2回も組まねばなりませんし、費用もバカにはなりません。いきなり1級を受検できるなら、即座に受検を決めていたと思うんですが...。結構迷ってから受検を決定しました。

結果、
平成19年第2回の日本語検定(2007年11月)で2級合格
平成20年第1回の日本語検定(2008年6月)で1級合格
となりました。

2回受検せねば1級が取得できない、というのは是非改正して欲しいところです。英検であれ漢検であれ、腕に覚えのある人間はいきなり1級を受検してもかまわないわけですから...。

続きます。

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日本語検定1級合格 #2

<1級合格の意味>

今回の試験は47190人が受検、うち1級(社会人対象)受検者は735人。1級受検は2級合格が前提となるので(この点はあとで詳述)、受検者が少ないようです。

1級合格率は20.5%ということなので、1級の合格者は150名程度でしょう。(前提となる2級の合格率が23-31%程度、積算して考えた場合の1級合格率は5~6%程度。)

80%の得点率で合格となりますが、私は合格ラインを遙かに超えていたので、かなり上位で合格しているんじゃないでしょうか。席次が発表されるわけではないので、正確なところは分かりませんが。秘かに満点を目指していたのに、間抜けな間違いを数点してしまったのが悔やまれます。

別に自慢したいわけではありません。国語専門塾を運営している以上、このレベルの検定試験に合格するというのは当然の話で、合格できなかったらほとんど切腹モノです。

ちょっと大げさですが、それぐらいの意気込みで自己研鑽および指導にあたっているとご理解いただければ幸いです。

1級に合格することが、日本語に関して能力抜群であることを意味しているかというと、決してそんなことはありません。合格が意味するのは、あくまで「日本語の基礎的な知識・運用能力がある」というところじゃないでしょうか。「とりあえず日本語のスタートラインには立っているよ、そこぐらいなら保証できるよ」そういう感じです。

英検1級やTOEIC950点超を取ったからといって、英語の達人であることを意味するわけではなく、あくまで「英語のスタートラインには立てている」ことを示すに過ぎないのと、ちょうど同じことです。

続きます。

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日本語検定1級合格 #1

日本語検定1級に合格しました。
今年7月末に合格していたんですが、なかなか時間が取れず関連記事を書けずにいました。そろそろ本腰を入れて書いてみたいと思います。

<日本語検定とは>

今までのところ、日本語全般についての検定試験は、「日本語以外の言語を母語とする人」を対象とするものしかありませんでした。平たく言えば、日本語を学ぶ外国人向きの検定試験しかなかったわけです(ある程度メジャーな検定試験に話を絞っています)。

ここに紹介する「日本語検定」は、「日本語を母語とする人」を対象とする日本語能力の検定試験です。今まで、日本語ネイティブを対象とした、日本語能力を検定する試験は存在しなかったので、大きな意義があると思います。とりわけ、日本語学習・日本語教育といった観点から見たとき、大変興味深い検定試験といえるでしょう。

問われるのは下記の6分野。
  1.敬語
  2.文法
  3.語彙
  4.言葉の意味
  5.漢字
  6.表記

検定級の目安は以下の通り。
  1級:社会人
  2級:社会人・大学生
  3級:社会人・大学生・高校生
  4級:高校生・中学生
  5級:中学生・小学校高学年
  6級:小学校中高学年

それぞれの級に準級があるので、合計12ランクに分かれていることになります。なお、準級は得点率によって認められることになっており(例:得点率80%で1級合格,得点率70%で準1級合格)、英検や漢検のように、本級と準級の問題自体が異なっているわけではありません。

今のところ年に2回実施、現時点(平成20年9月)で通算3回実施されています(平成19年に2回+平成20年に1回)。受検者も順調に増えてきているようで、段々メジャーになってゆきそうな雰囲気です。

より詳しくは下記の公式サイトを見てもらうとよいでしょう。
   日本語検定公式サイト

続きます。

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