宮田塾のブログ

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続:パンデミック発生時の授業・指導

世界保健機関(WHO)が、4月29日、新型インフルエンザに対する警戒レベルをフェーズ5に引き上げました。フェーズ6への早期再引き上げの可能性も十分あり得るとのことで、真剣に対応を考えねばならない事態になってきました。

杞憂に終わって欲しいんですが、私も小さな子供を抱えているので、出来るだけの対策はとっておかないとなりません。インフルエンザが蔓延しにくいと言われる、高温多湿の梅雨時期が待ち望まれます。

先日も書きましたが、仮に外出が禁止されるような状況になったとしても、ネット環境をお持ちであれば(そして停電などの事態が発生しなければ)通常とそれほど変わらない授業・指導を提供できるかと思います。事態は流動的ですが、当塾の方でも万一に備えて準備を進めておきます。

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豚インフルエンザ~パンデミック発生時の授業・指導

世界保健機関(WHO)が、豚インフルエンザに対する警戒レベルをフェーズ4に引き上げました。いわゆる「パンデミック」はフェーズ6ですので、かなり緊張感が高まっているのは間違いないでしょう。

素人ですので、この新型インフルエンザが(日本に住まう人間にとって)どれほどの危険性があるのかは、よく分かりません。極めて危険だという説もあれば、日本ではあまり猛威を振るわないだろうという説もあるようです。もちろん、パニックに陥らないことが重要でしょうが、冷静に最低限の対応策をとっておくことも大切だと考えています。

この新型インフルエンザが日本に上陸して猛威を振るった場合、通常の社会生活がかなりの部分で停止してしまいます。外出することが原則として禁じられ、学校は全面休校になるでしょうし、塾としても授業の継続が難しくなってくるでしょう。

influenza.jp | パンデミック対策 | パンデミック発生時の被害想定
http://influenza.jp/pandemic/c03.html

もちろん、命と身体を守ることが最優先ですが、特に病気にかからなかった場合は、1~2ヶ月間も勉強を止めるのは後々大きな遅れになるはず。宮田塾では、万一「パンデミック」が起こってしまった場合も、できる限り通常と同じように勉強できる環境を提供したいと考えています。

(取り越し苦労であってほしいですが) 一応、現時点で考えている対応は次のようなものです。

・塾で行っている通常の授業を動画配信し、塾生が在宅のまま授業を受けられるようにする。ネット上のストリーミング形式・ダウンロード形式などで配信する。→ネット環境のないご家庭には、DVD(場合によってはCD)に授業を収録して郵送する。

・教材は通常利用しているものを使うので、特に問題はないが、必要に応じて使うプリントなどはPDFファイルやテキストファイルにして配布する。→ネット環境のないご家庭には、ファクス・郵便を利用して配布する。

・質問や答案提出などは電話・ファクス・メールを双方向的に利用する。

郵便システムや宅配便システムが機能しない場合も考えられますので、できればネット環境は整えていただいておく方が好都合だとは思います(ブログを読んでいる方は大丈夫でしょうが)。まぁ、停電が長期化したりしたらネットも無意味ですけれど。

とりあえず、現時点で、授業を配信するに必要十分な機材・サーバなどのネット環境・技術は備えていますので、万一外出禁止令が発令された場合は、即座に対応したいと思います。こういう時、小回りが利くのが小規模な塾の良いところですし。

以前も新型インフルエンザについて少し記事を書きましたが、現実化して欲しくない話ですね。

<参考リンク>
新型インフルエンザ・パンデミック対策まとめ
http://www23.atwiki.jp/pandemic/


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オンライン辞書

先日のエントリーと同じく、オンライン辞書のご紹介。Mac上の辞書アプリケーションを立ち上げるのが面倒なときに(大量の辞書をインストールしているので起動に時間がかかるんです)、ちょこちょこ利用しているサイト群です。

専門的なサイトは外して、国語・英語関連の勉強やちょっとした調べ物に役立ちそうなサイトを紹介しています。いずれも利用は無料。気に入ったサイトはブックマークしておかれると便利かと。

Kotobank http://kotobank.jp/
大辞泉・マイペディア・知恵蔵など

Goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/
大辞林・EXCEED英和和英・英辞郎など

Pop辞書 http://www.popjisyo.com/
カーソルを当てると英単語が日本語に

TestIt http://testit.jp/
Ajaxでできている軽い英和辞書

Weblio http://www.weblio.jp/
横断的・網羅的な辞書

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/
ユーザーが作る百科事典

Yahoo!辞書 http://dic.yahoo.co.jp/
大辞泉・大辞林・プログレッシブ英和和英など

英辞郎 http://www.alc.co.jp/
莫大な収録数を誇る英和辞典

漢ぺき君 http://www.sanrui.co.jp/web/
ユニークな漢字辞典

四字熟語 http://www.cs-cs.jp/4jyuku/
四字熟語辞典

字源 http://wagang.econ.hc.keio.ac.jp/zigen/
慶應義塾大学のサーバに置かれている角川字源

その他にもユニークな取り組みとして、三省堂のデュアルディクショナリーというシステムがあります。書籍版の辞書を購入した人は、オンライン上でも同等の(またはそれ以上の)情報を見ることが出来るというシステムなんですが、オンラインでも書籍版でも同じ情報で勉強したい場合には重宝すると思います。私も登録しています。

大辞林 http://djr1.dual-d.net/
Wisdom和英 http://wdmj1.dual-d.net/
Wisdom英和 http://wdme1.dual-d.net/

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kotobank(コトバンク)

本日オープンした下記サイト、なかなか使えそうです。

【kotobank】時事問題、ニュースもわかるネット百科事典コトバンク

国語辞典は大辞泉、百科辞典はマイペディア、現代用語は知恵蔵、その他にも人名辞典を初めとして、様々な辞書・事典が収録されています。いずれもそのジャンルでは定評のある辞書・事典です。広告料によって運営されているので、利用は無料。

wikipediaは新語に強いですし、個人的によく利用するサービスですが、やや信頼性に欠けることも。このkotobank、そうした弱点を考えた上で出てきた対抗馬なんですが、一ユーザーとしては、両者が競い合って良質なオンライン事典になっていってもらえると有り難いですね。

語彙力を伸ばすには、まず辞書を引くことが大切なんですが、大人の場合、辞書を引くという作業自体にかける労力・時間はできるだけ減らしたいところ。こうしたツールを有効活用するのも良い方法だと思います。

そういえば、紙の辞書と電子辞書・オンライン辞書の使い分けについて書こうと思っていて忘れていました。これに関してはまたいずれ。

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鴨川ホルモー・ホルモー六景 by 万城目学

今日から映画「鴨川ホルモー」が公開されています。下記で予告編を見る限り、かなり原作に忠実な感じですね。今日は「鴨川ホルモー」にまつわる話をば。

映画「鴨川ホルモー」公式サイト
http://www.horumo.jp/index.html

3年ほど前でしょうか、ジュンク堂書店の新刊コーナーをうろうろしていた時、大量に平積みされていたある本に目が吸い寄せられました。

20090418.jpg

表紙は京都の風景のイラスト。京都に詳しい方なら一瞬でわかる場所です。四条の南座あたりに立って東側(つまり八坂神社・祇園方面)を眺める、という風景です。そのあたりの横断歩道を学生らしき四人が、ビートルズの「アビーロード」よろしく、列をなして歩いています。でも何故か全員着流し姿。

私、母親の実家が京都であったため、幼い頃から京都には親しみがあります。大学が京都の方だったということもあり、京都は大阪に次いで縁の深い場所ということになります。しばらく京都を訪れていなかったこともあり、この表紙のイラストに強く惹きつけられました。

横に飾られたポップを見ると、評論家やら書店員の推薦の言葉がズラリ、異口同音に「面白い、面白い」と。早速手に取って、著者略歴を見ると、大学の後輩、なんと学部も一緒。こりゃ買わねば。内容も確かめずに即座に購入したのでした。

ちなみに下記Wikipedia を読むと、ロザン・宇治原史規が同級生で、1学年上には平野啓一郎(在学中に芥川賞受賞)がいた学年らしいですね。濃いなぁ。

万城目学 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E5%9F%8E%E7%9B%AE%E5%AD%A6

話を戻すと、この「鴨川ホルモー」、購入したこと自体をすっかり忘れてしまい、しばらく積ん読状態になっておりました。「ホルモー六景」「鹿男あをによし」についても、上記と同じ感じで、とりあえず購入していたんですが、積ん読状態となっておりました。

そうこうしている内に「鹿男あをによし」がTVドラマ化されました(玉木宏主演)。えらい売れっ子になっているんだな、と思っていると、今回は映画化です。

「こりゃそろそろ読まないと」と思い、ある夜布団に潜り込んでから「鴨川ホルモー」を読み出しました。何ですか、これ!メチャクチャ面白いじゃないですか!もっと早く読んでおけば良かった!ほとんど漫画的なストーリーなんですが、グイグイ物語世界に引き込まれます。大学近辺の吉田神社やら、農学部グランドが舞台になっていて、シチュエーションにはまりまくりです。個人的なツボを除外して考えても、万城目学は天性のストーリーテラーだと思います。抱腹絶倒、あんまり笑い過ぎて、隣で寝ていた息子が起き出してしまい、妻に怒られました……。

あらすじはこんな感じです。

主人公安倍は2浪して京大総合人間学部に入学。さだまさしをこよなく愛しているちょっとダサい感じの男子学生。いわゆる「イカ京」です。
イカ京とは http://www.kyoto-u.com/wiki/?%A5%A4%A5%AB%B5%FE
浪人生活の鬱憤を晴らすべく、サークルの新歓コンパをハシゴしまくっている主人公安倍、下鴨神社あたりでまるでヤクザのような名前の「京大青竜会」なる意味不明なサークルから勧誘を受けます。新歓コンパに行ってみると、めちゃくちゃ美人な教育学部の新入生が来ていて、一目惚れ。京大青竜会、実は500年続く謎のサークルで……、というお話。

あんまり書くとネタバレになりますし、万城目氏の商売を邪魔してもいけませんので、ストーリーはこれぐらいにしておきますね。

それにしても、この小説、出てくるキャラクターが立っています。

まず、友達の高村。彼、経済学部の学生なんですが、帰国子弟だからか、日本文化に妙なあこがれを持っており、いきなりちょんまげ姿になって大学の授業に出ていたりします(他の事情もあるんですが)。珍しいようですが、本当にいそうな気もするキャラで、いい味を出しています。

あと、凡ちゃんがいい!眼鏡が顔の3分の1ぐらいを占有していて、髪型がボワッとしている「大木凡人」にそっくりな女の子なのです。本当に理学部にいそうで笑えます(偏見ゴメン)。もちろん本人の前では言いませんが、主人公たちは陰で彼女を「凡ちゃん」と呼んでいるわけです(眼鏡をコンタクトにして、髪型を変えると実は大変な美人。この設定が男心をくすぐるんですよね)。映画の予告編を見てもらう方が話は早いでしょう。

法学部のサークルメンバー芦屋は嫌なヤツに描かれていて、ちょっとしょんぼり。勘の良い方はお気づきかも知れませんが、登場人物のネーミングは安倍晴明・芦屋道満などの著名な陰陽師にちなんでいます。

あんまり面白かったので、次の夜「ホルモー六景」も一気に読了。こちらは前作からのスピンオフ作品です。要するに外伝的な作品ですので、先に「鴨川ホルモー」を読むことをお薦めしますが、これまた絶品。収録されている小品「もっちゃん」には泣きました。繰り返しになりますが、万城目学、本当に素晴らしいストーリーテラーです。

先程調べてみると、「鴨川ホルモー」の方は文庫本になっているようですね。表紙イラストが鴨川デルタに変わっていますが、今度はビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」風になっています。ビートルズ風味付けは万城目氏の好みなんでしょうか。

ちなみに彼の最新作「プリンセス・トヨトミ」が3月末、上梓されました。今度の舞台は大阪空堀商店街や大阪城……、って今度も私にとって庭みたいな場所が舞台になっているじゃあないですか!発売後速攻で購入してありますが、また近いうちに読みたいと思います。楽しみだぁ。

また気が向いたら、森見登美彦・平野啓一郎・織田作之助あたりについても書いてみようと思います。

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少人数と「小人数」

さきほどの「少人数」で思い出しました。

看板や封筒などを注文する際、気をつけておかないと、結構「少人数」「小人数」と表記されてしまう場合があります。

いや、それ、「こびとの数」「しょうにんの数」になっちゃいますから……。

ちゃんと校正してから、印刷なり作成なりしてもらうので、最終段階での失敗はありませんが、今まで何度間違われたことやら。

今グーグルで調べてみると、やっぱりよくある間違いなんでしょう。かなりの検索結果が上がってきます。
(もちろん、正しく「こびとの数」「しょうにんの数」という意味で使っているケースも含まれているとは思いますが。)

「少人数」 の検索結果 約 8,340,000 件
「小人数」 の検索結果 約 668,000 件

ついでに「少人数 塾」「小人数 塾」で検索してみると、

「少人数 塾」 の検索結果 約 747,000 件中 3位
「小人数 塾」 の検索結果 約 253,000 件中 1位

知らぬうちに当塾ウェブサイトが上位にランクされていました。ちょっとビックリ。有り難いことです。ただ、間違った表記の方で1位って……。サイト内ではそんな表記はしていないんですけれどね。

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桜満開の入園式

先日、息子の幼稚園入園式に参列してきました。

息子の幼稚園を決定するまでに、いくつかの園を訪ねてみたのですが、園によって結構ムードが異なります。

私たち夫婦としては、幼稚園で「お勉強」的なことを指導してもらおうとは全く考えていません。もちろん、文字の練習・算数の基礎など、「幼児教育」的な内容の充実を謳う幼稚園も悪くはないと思いますが、ウチの方針とは少し異なります。

そういうところは最初から除外して、のんびりとアットホームな雰囲気で社会性を育んで下さる幼稚園を探していたわけですが、ぴったりな園がすぐ近所にありました。大阪市立の幼稚園です。

見学の際も、人数が少なめでアットホームな感じ、先生方の目が一人一人に行き届いていると感じられたので、4月よりそちらに通園させていただくこととなった訳です。
(同じ園出身のお子さんが塾に来ていて、保護者様から色々情報を聞けたということも大きいのですが……。)

話はそれますが、やっぱり教育の要諦は、少人数で教え・教えられることにあると思うんですよね。自分自身の大学でのゼミ選択、今運営している塾のスタイル、いずれもそうなんですが、「少人数」ということを重要視してきました。人件費という面から考えると、すごく贅沢なことであるわけで、そういう場を設けてくれている大阪市には感謝です。

入園式当日。ちょっと、いや、かなり人見知りの強い息子は、登園時、少し涙目になりながら私や妻の手を離しませんでした(笑)。ただ、開式後は徐々に慣れてきた様子で、降園時には頂いたケーキを片手に「楽しかった!」とまでのたまっておりました。調子の良い奴。

これも先生方が新入りの息子に気をつかって下さっているからこそ。本当にありがたいことです。

息子には、のんびり楽しく幼稚園生活をエンジョイしてほしいと思います。

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FC2ブログの広告表示と回避方法

塾とは全く関係ないんですが、エントリー。

FC2ブログを使わせてもらっていますが、昨日ぐらいからスポンサーサイトの広告が表示されるようになってしまいました。塾のブログなのに、ちょっと品位に欠ける広告も出てきそうで嫌だなぁ、と思いながら調べてみると、次のような事情でした。

FC2総合インフォメーション 【ブログ】アカマイの高速コンテンツ配信システム導入と広告表示について

うむむ、サーバを高速化することに伴う広告表示なんですか。やむを得ませんね。ただし、回避方法もありました。

1.管理者メニューから「環境設定の変更」→「ブログの設定」と進んでゆく。
2.高速表示設定(アカマイ利用設定)の項目を探す。
3.「利用しない&広告を表示しない」を選択して更新。

ちょっと表示は遅くなるかもしれませんが、当塾のブログはほとんどテキストなのでOK。FC2ブログをお使いの方で、広告表示が嫌だという方は是非どうぞ。

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李下瓜田 (りかかでん)

昨日、新聞夕刊を読んでいて(夕刊といっても読めるのはたいてい深夜なのですが)、面白い記事に出会いました。

毎日新聞夕刊に掲載されている「水脈」という連載記事です。内田樹、荒川洋治、苅部直の三氏が交替で月に1回執筆しておられるんですが、内田樹氏の回がいつも面白いんです。

内田氏は神戸女学院大学の教授。フランス現代思想が専攻分野とのことですが、現代思想にとどまらず色々な論考を発表しておられます。詳しくは 内田樹 - Wikipedia にて。

余談:
今 Wikipedia を読んでみて、先日私が書いた「地球温暖化と言うけれど」と同じようなことを述べておられるのに気づきました(「地球温暖化で何か問題でも?」)。先日の記事はパクリではないですよ、念のため。氏にますますシンパシーを感じます。

今回の新聞寄稿記事は「公人の最優先事」と題されており、政治家や公務員に要求される資質・姿勢について取り上げておられます。

このブログでは政治的な話は避けているので、ちょっとつまみ食いになってしまうんですが、引用してみます。
(以下、引用部分は、毎日新聞2009.04.08夕刊「水脈」(内田樹担当回)より。)

俚諺に「李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず」という言葉がある。「すももの木の下では冠のひもがほどけても直してはならない(すもも泥棒だと思われるから)。瓜の田で履が脱げても取りに入ってはならない(瓜泥棒だと思われるから)」という「公人のたしなみ」についての教訓である。公人とは常住坐臥「推定有罪」の心構えでいなければならない。そうこの諺は教えている。


少し難しい漢字が使われているのでルビを振っておくと、「りかにかんむりをたださず、かでんにくつをいれず」ということになります。今回の記事のタイトルにもしましたが、四字熟語で表すと「李下瓜田(りかかでん)」ですね。引用部分を読んでいただければ分かるとおり、「疑われるようなことをするな」という意味なんですが、世の中の大切な真理をついた諺・四字熟語だと思います。

繰り返し言うが、公人に要求されているのは現に廉潔公正「である」ことではない。そのように「見える」ことである。私は別にシニスムによってそう言っているのではない。私たちの社会にはいたるところに「李下」があり、「瓜田」がある。廉潔公正に「見える」ためには単に善良であるためよりもはるかに多くの知的緊張と節度と想像力を要求するからである。


記事の最終部分なんですが、ここが光っていますよね。

私、大学では法律や政治を学んでいたんですが、そうした勉強(特に訴訟法などの勉強)をして強く思うようになった事を言い当ててくれている気がします。

例えば、Aさんが人の物をこっそり盗んだとします。もちろん真犯人はAさんですが、その現場を見た人は(Aを除き)誰もいないとします。

全てお見通しの神がいればいいんですが、そんな存在がいない以上、裁判の場では神ならぬ身の人間達が、あれこれと議論したり証拠を持ち出したりしてAさんの有罪・無罪を判定しようとするわけです。

このとき、「正しいかどうか=物を盗んでいないかどうか」は問題になりません。というか、(本人を除き)誰も見た者がいない以上、判定のしようがない。となれば、問題にすべきは「正しく見えるかどうか=物を盗んでいないように見えるかどうか」という点しかありません。

まぁ、新聞記事の方では「公人」を念頭に置いておられるので、ちょっと論点はずれているんですが、「清廉潔白であること」よりも「清廉潔白に見えること」の方が大切、という点では変わりはありません。

そして、「清廉潔白であること」はそれほど難しいことではないと思うんですよね。真面目に生活していさえすればそれでよいわけです。しかし、「清廉潔白に見せること」は結構難しいことであるように思います。真面目に生活していても、ぼんやりしていると、「ズルをしている」ように見えてしまうケースはたくさんあるからです。

そうした意味合いで、内田氏は、「単に善良であるためよりもはるかに多くの知的緊張と節度と想像力を要求する」とおっしゃっているのでしょう。

分かりにくい話になってしまったかもしれません。

世の中では「正しい」ことよりも「正しく見える」ことの方が大切だし、そのように振る舞うのはかなり難しいことなのだ、とまとめておきましょうか。もちろん、私もシニシズム(冷笑主義)から言っているのではありません。

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地球温暖化と言うけれど

すっかり暖かくなってきました。入学式の頃には桜が散っているのではないかという予想もあったようですが、少なくとも大阪では、例年通り入学式&桜満開の景色が見られました。

地球温暖化が進むと、本州でも沖縄のように、桜は1月開花ということになるかもしれませんね。
(参考)
ヒカンザクラ(緋寒桜) - 公文書館通信 - 沖縄県公文書館


地球温暖化で思い出した話を。

私が学生の頃には既に「地球温暖化は人間活動(二酸化炭素などの排出)に起因している」という説が定説だったように思いますが、大学の一般教養課程(昔はそういうのがあったのですよ)で習った先生はこうおっしゃっていました。

「温暖化の原因は『わからない』というのが正確だ。人間が気温データを取り出したのは、たかだかこの数世紀の話だし、むしろ地球環境の定期的な変動と考える方がまだ科学的だ。」

そうですよね、最近ちょこまか動き出した「人間」とかいう奴らが、46億歳の地球をつかまえて、ああだこうだと分析しているわけですから、そんなに簡単に結論が出るはずもありません。

いずれが正解なのか、もしくはいずれもが正解なのか、私には分かりませんので、深入りは避けますが、この話題には、ちょっと政治的な立場もからんでいると言われています。例えば、環境ビジネスに力を入れている立場からすると、地球温暖化の原因はぜひ「二酸化炭素」であってほしいはず……。

それはさておき、個人的に気になるのは、地球温暖化の悪い面ばかりがクローズアップされていること。地球の環境が変化すれば、そりゃもちろん悪い影響がたくさん出てくるでしょう。しかし、良い影響も少しはあるはず。

少なくとも、めちゃくちゃ寒がりの私からすると、日本が亜熱帯気候になってくれるのは大歓迎です。一年中外で泳げますし(笑)。「もうちょっと温暖化してくれないかな」と電気を無駄遣いしまくる、なんてことはしませんが、「地球温暖化→人間が原因→エコが大切」というのは、ちょっと短絡的すぎる気がするんですよね。

地球環境が人間にとって適さないものになれば、人間が滅びて他の生物がとって代わるだけの話であり、地球側からすると「どーでもいーじゃん」と思っていそうな。

まぁ、そんなことを考えつつも、小学生対象の授業では「温暖化防止のために環境を大切にしましょうね」と教えております。ちょっと偽善者?

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YouTubeと理科映像

前回の「あられ・ひょう」の映像もそうなんですが、YouTubeには、勉強に役立つ映像が結構投稿されています。

今、小学5年生の理科では「種子の発芽・植物の成長」あたりを勉強していますが、結構間違うのが、「芽と根のどちらが先に種子から出てくるか?」という問題。

答えは「根」。

先に芽が出てしまうと、地下で支えてくれる部分がないので、すぐに倒れてしまう。それは植物にとって「死」を意味する。だから根から先に出てくるんだよ、と教えているんですが、下のような映像を見れば、おそらく直感的に理解してもらえるでしょう。学校の教科書で扱っているのは「インゲンマメ」「トウモロコシ」なので、そういう意味でもピッタリです。(BGMがカントリー風なのはトウモロコシ栽培→田舎の連想?)

トウモロコシの発芽(微速度撮影)



ただ、教室には映像機器を置いていないので、生徒には映像を見せていません。ここまで簡単に映像が入手(閲覧)できるようになってくると、何かしら機器を用意することも考えた方がいいかもしれません。

「根から先に作らないといけないのは人間も一緒。人間の『根』にあたるのは、今みんながやってる『勉強』やで。みんなもしっかりした『根』を作っとかんと、簡単に倒れてしまうよ。」

なんだか啓蒙的ですが、授業ではそんなメッセージも伝えるようにしています。

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あられ・霰・hail

先程、授業を終えて後片付けをしていると、雨がまた降り始めました。しかし、耳を澄ましてみると、少し様子が違う。パラパラパラ...。あっ、あられだ。実物を見たことがない息子に見せるチャンスです!

私「お~い!あられが降ってきたぞ!早く見においで~。」

息子「うわ~みたいみたい!でもパパこわいよ~。」

私「怖くない怖くない。守ってやるからおいでよ。そもそも、お前が知ってるのとは違うから。」

以前、本に載っていた「ひょう・あられ」に興味を持った息子が見たい見たいというので、YouTubeの下記映像を見せていたのでした。こんなのが降ってきたら死者続出です。是非見て下さい。ちょっとビックリしますよ。



今日、大阪に降ってきたのは直径2ミリメートルぐらいでしたので、これにくらべれば可愛いもの。いくつかを手にとって息子に見せてやると、大変な喜びようです。やっぱり、実物を見るのが一番いいですよね。

ちなみに、「あられ」「ひょう」は、漢字でそれぞれ「霰」「雹」。漢字のイメージ的にも「あられ」の方が小さそうです。「散り散りになっているもの」と「包みになっているもの」ですからね。実際、気象学では5ミリメートル未満が「あられ」、5ミリメートル以上が「ひょう」と呼ばれるそうです。

ちなみに(まだあるんかい!)、英語ではどちらも "hail" ですが、上記映像にある "cloud 9 (cloud nine)" の意味をご存知でしょうか。「天にも昇る心地」のことなんです。リーダーズ英和辞典などによると、米気象庁は雲を9分類しており、その最上層部にあたる積乱雲のことを "cloud nine" と呼ぶところからきているそうです。

ということで、ジョージ・ハリソンの名作 "cloud nine" に収録されている "Got My Mind Set On You" 。最も物静かなビートルズと呼ばれたジョージ。彼の晩年を思うと、胸が痛くなりますが、このころの気心知れた仲間との和気藹々ムードは最高です。 (って、どんな終わり方やねん。)


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