宮田塾のブログ

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女性ベストアーティスト(2015年度)

以前に書いたように、2015年は「AppleMusic」のおかげで、様々な作品を聴く機会が増え、例年以上にいい音楽との出会いがありました。

そんな中、2015年の英米のポピュラー音楽を振り返ると、女性アーティストの活躍が目立ったように思います。特に気に入った女性アーティストをご紹介するのが今回の記事の趣旨なんですが、キーワードは「説得力」。

塾や勉強とは何の関係もない話題だと思われるかもしれませんが、試験の答案には一定の「説得力」が必要。そんな意味で、勉強と大いに関係のある内容です(はい、ウソです)。

1.アデル (Adele)

この人の歌は、説得力の塊です。どんな歌を歌っても名唱にしてしまう力量。21世紀に入ってから最も売れた女性アーティストなんですが、むべなるかな。人びとの心の中の「うた」を導き出すタイプの歌手ですね。

下に挙げた「Hello」は2015年10月に発表された最新シングルですが、何時聴いても、心の中で一緒に唱ってしまいます。現時点(2015年12月)で8億回以上の再生回数。

ご本人もインタビューで話していましたが、英米圏で似たタイプのシンガーを挙げるなら、エタ・ジェイムズ。日本だとなかなか難しいんですが、ちあきなおみが近いと思いますね。歌が一つのドラマとなるという意味において。

Adele - Hello



2.テイラー・スウィフト (Taylor Swift)

今をときめくテイラー嬢。アルバム『1989』は売れに売れているようですが、報道によると日収が1.5億円との由。月収・年収じゃないですよ。日収。ちょっとだけ負けました(笑)。

金銭面はどうでもいいんですが、彼女の魅力はその美貌だけではなく、「声」にあると思います。完全に澄み切った声、というのではなく、少しざらつき・濁りがある。そこがとてもいいんですよね。

歌詞に面白味があるというわけではないのに、その声に説得力を感じて何度も聴いたのが「Bad Blood」。ケンドリック・ラマーは私も好きなラッパーですが(最新作は購入しました)、この曲に関して言えば、ラマー君のパートは蛇足だと思います。そう思わせるほど、テイラー・スウィフトの歌唱がいい。2015年5月発表、現時点(2015年12月)で7億回近い再生回数。

Taylor Swift - Bad Blood ft. Kendrick Lamar



3.リアーナ (Rihanna)

今年の4月は、リアーナの「American Oxygen」が超ヘビーローテーションでした。私の心の中で、ですけれど。ビデオを見ていただくと分かりますが、社会的なメッセージ色がとても強い作品です。

Breathe out, breathe in
American oxygen
Every breath I breathe
Chasin' this American Dream

We sweat for a nickel and a dime
Turn it into an empire
Breathe in, this feeling
American, American oxygen


アメリカン・ドリームを追う。
アメリカの空気を吸って。
それは華やかなように見えるけれど、
一息一息吸って吐く呼吸のように、
着実に積み上げてゆくもの。
この国は、私達が営々と汗を流して創り上げた国。

和訳ではありませんが、彼女の伝えたい趣旨はそういうことだろうと思います。

リアーナはアメリカ出身ではありません。調べてみると、バルバドスの出身。16歳で渡米し、夢の階段をのぼった女性シンガーです。発表当時、YouTubeのコメント欄を見ると、結構な数のアンチがいて、「お前なんかアメリカ人じゃねぇ!」「お前なんかがアメリカの誇りを歌うな!」なんて書込もチラホラ。どこの国にも「国籍」だけが誇りの人はいるんだなと思うんですが、この曲を堂々と歌い切る彼女の声は野太く説得力があって、そんな批判を鼻であしらう感じなんですよね。

動画の最後の方、黒人と白人が普通に協力しあうシーンが挟まれているのは彼女の意志でしょうか。米国内では排外的・人種差別的な雰囲気がさらに強まってきているように見えますが(トランプ……)、彼女の発想が普通なんだと思いたいところです。

‪Rihanna - American Oxygen‬



4.カーリー・レイ・ジェプセン (Carly Rae Jepsen‬)

「I Really Like You」は、私が普段あまり聴かないタイプの曲なんですが、AppleMusicで見つけて以来、なぜかヘビーローテーションに。やっぱり彼女の声に強い説得力を感じるからなんでしょうね。80年代テイストのある「E•MO•TION」が特にいい曲なんですが、ここはヒットした「I Really Like You」を。なぜかトム・ハンクスが出演しています。

‪Carly Rae Jepsen - I Really Like You‬



5.コートニー・バーネット (Courtney Barnett)

ここからは少しマイナーなアーティストを。

多分、Amazonの「あなたへのお薦めアーティスト」で見つけたのが最初だったと思うんですが、「Pedestrian At Best」を聴いた時、第一声で一気にファンになりました。若かりしパティ・スミスを思わせるこの声!私にとっては説得力の塊です。もしあなたがパティ・スミスのファンなら、是非聴いて下さい。絶対に期待は裏切りません。

コートニーは飾らない感じのオーストラリア人女性。ネットで情報を集めていると、カート・コベインと比べている記事が多いんですが、何か違和感があります。左利きのギタリストという以外に共通点ないやん。強いて言えば、オルタナティブな感じのパワー・ポップぽいところも似ているのかもしれないけれど。

当然ながら彼女と面識はありませんが、とにかく話が合いそう気がします。高校生の頃、同じクラスにこんな女子がいたら、いっつも音楽話をしてCDの貸し借りをする、いい友人になれた気がします。ちょっと妄想が入ってますが(笑)。

give me all your money and I'll make some origami honey
(有り金全部渡しな、そしたら折り紙折ってやっからさ。)

って、意味分かんないけど、何度も歌ってしまうフレーズです。

Pedestrian At Best - Courtney Barnett



6.ハイエイタス・カイヨーテ (Hiatus Kaiyote)

ハイエイタス・カイヨーテもオーストラリアのバンド。超・超・私好みのバンドです。Amazonでは何度も何度も「あなたへのお薦め」として表示されていたんですが、CDのジャケットを見て、どうせ大したことの無いテクノかヘビメタなんだろうと高をくくり、無視していました。だって、ジャケットあんまり格好良くないし……。

あんまり何度も推薦されるので、YouTubeで見てみました。何これ!最高やん!もうちょっと分かりやすいジャケットにしとかなあかんやんか!と逆ギレしたぐらいです(笑)。

まず思い出したのは、フランク・ザッパ&マザーズの「Roxy & Elsewhere」。このアルバムを彷彿とさせるという評価は、私にとって最高の賛辞です。「Roxy & Elsewhere」が好きな音楽マニアは、是非聴いて下さい。これまた絶対に期待は裏切りません。

まず、女性ヴォーカルのネイ・パーム嬢の歌が説得力に満ちあふれています。故エイミー・ワインハウス(いいシンガーだったなぁ)に近いムードの声ですね。

そして複雑な曲構成。でも複雑さのための複雑さではなく、説得力のある曲構成なんです。すごく力量のある作曲者だな、と思って調べてみると、作曲もヴォーカルのネイ・パームが担当しているとの由。えええ!天才やん、この人。演奏も上手いし。音楽の神に愛されている人です。

ジャンル分けが難しいタイプのバンドですが、フューチャー・ソウルなんて言われているようですね。悪くないネーミングだとは思うけど……。ソウルの枠内には収まらない才能でしょう。

最新作『Choose Your Weapon』は、今月一番聴いているアルバム。是非ライブを一度見てみたいと思っています。

Hiatus Kaiyote - Breathing Underwater



選外.シャミール (Shamir)

初めて見たとき、変わった女の子だなと思っていたんですが、ライブの映像を見て分かりました。オネエ系男子やったんや!グーグルで「シャミール」と入力すると「性別」という言葉がサジェストされるぐらいなので、みんな判別に悩んでるんだなと(笑)。

彼(彼女?)の曲と、80年代テイストの安っぽいビデオがベストマッチで、何度も見てしまったのが下記の「On The Regular」。最初に見たのは深夜だったんですが、カウベルが超どアップになるシーンが妙にツボにはまって、しばらく笑いが止まりませんでした。

ふにゃふにゃした歌唱なのに、妙に説得力と中毒性があります。不思議。

Shamir - On The Regular




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