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漢検1級勉強法 #7 期間別-第1期

勉強法は色々な話が込み入っていて、説明が難しい所もあるんですが、まずは期間別にご説明しましょう。

(いずれ、問題集別・出題分野別の勉強法もご紹介する予定です。重複する部分が必然的に出て来ますが、ご容赦を。)

第1期(1ヶ月程度)
「四字熟語の習得,国字の習得,旧字体の習得」

漢検1級で確実に点が取れる分野って、どこだと思われますか?

答は「四字熟語」と「国字」。この両分野は、範囲が定まっているため、その範囲さえ完全に習得しておけば、満点が狙えます。逆に言えば、他の「読み」や「書き」分野については、ほとんど無限に問題が考えられるので、満点を狙いにくい。

何をおいても、範囲が明示されている部分=確実に得点が狙える部分から勉強してゆくのが、試験勉強の定石です。

得点から見ると、「四字熟語」に30点、「国字」に10点、合計40点が配点されています。満点200点、最低合格点160点ですから、実に満点の5分の1、最低合格点の4分の1をこの分野で稼ぐことができます。この二分野を習得して得点源にしない手はありません!

私の場合、この分野を得点源としたのが、合格の一つのポイントになったと思います。実際、本試験当日も、この二分野は満点を取得することができました。

国字は200字弱。これはさっさと終えてしまいましょう。どの漢字が出ても完璧に書けないといけません。

四字熟語は総計4000語程度(純粋な1級配当四字熟語は1000語程度)。ちょっとスパルタ式ですが、『漢検四字熟語辞典』に掲載されている四字熟語は、意味・読み・書き・背景のすべてを頭にたたき込むべし。漢検協会の出しているこの本、「辞典」ではあるんですが、1級受検者は「辞典」と思わず、「問題集」ぐらいに捉えて、片っ端から徹底的に習得する必要があると思います。

ちょっと手を抜きたい?そういう方法が無いわけではありませんが……。その辺りは、より具体的な勉強法のコーナーでご説明しましょう。

最後に旧字体の勉強について。

以前は出題されていた旧字体。例えば「医学」を「醫學」と書き換えるような問題です。今は出題されていません。

じゃあ、勉強する必要はないじゃないか。

いえいえ、それが大ありなのです。確かに、直接的に解答として書くことはありませんが、難しめの漢字を勉強する際に、基礎となる部分ですからね。そんなに数が多いわけでもありませんし、後の勉強が圧倒的に楽になります(保証します)。急がば回れ方式で、是非勉強しておきたい分野です。

旧字体を勉強する意味・効用・方法は、またべつの回に詳しく説明します。

※ 漢検関連の記事は、カテゴリ「漢字検定」からご覧下さい。
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