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スティーブ・ジョブズを悼む

アップル社の元CEO、スティーブ・ジョブズ (Steve Jobs) が亡くなりました。享年56歳。

経営者は星の数ほどいますが、彼ほどのカリスマ性を持った人は二度と出てこないでしょう。私は「カリスマ」という語に不信感を持っているんですが(自称他称を問わずカリスマ○○という人はカスみたいな人ばかりだ)、ジョブズは紛う方なき「カリスマ」であったと思います。

私事になりますが、20年以上前から、マッキントッシュを使っていますし、iPhoneも3台目、iPadも3台目。アップル製品に囲まれて暮らしているという感じですから、半ば「アップル信者」と自覚しているほどです。

そんな人間にとって、ジョブズはまさに神がかった経営者でありました。ガレージから始まったアップル社は、マッキントッシュの成功により一気に世界的な企業になりますが、その後社内のゴタゴタでジョブズはアップル社から放逐されます。

失意のジョブズは、他の企業をいくつか立ち上げるんですが、その一つ「ピクサー・アニメーション・スタジオ」は皆さんもご存知の通り、世界的な映像制作会社となりました。PC業界に疎くとも、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』を知らない人はいないのではないでしょうか。

彼自身も、コンピュータは数年の製品寿命しか持たないが、こうした映像作品は100年後も人々を感動させると、誇らしげに語っていたのを覚えています。

その後、ジョブズ無きアップル社は深刻な経営危機に陥ります。この頃のアップル社は、魅力のある製品を作ることができず、本当に寂しい感じがしたものです。ファンである私ですら、斜陽企業という感をぬぐえませんでした。「お前、まだMac使ってんの?」と友人からあきれられたり(笑)。

しかし、1997年、ジョブズはアップル社に三顧の礼をもって、再び迎え入れられます。即座にマイクロソフト社からの資金援助を発表したのがまるで昨日のことのように思われるんですが、いわゆる「敵」であるビル・ゲイツに資金援助を申し込むあたり、並の神経ではありません。

その後のアップル社の快進撃は皆様もよくご存知かと思います。「iMac」の発表(このブログもiMacで書いています)、「iPod」による音楽市場の塗り替え、「iPhone」によるスマートフォンの一般化、「iPad」はタブレット型情報端末を一般化するとともに、今後の出版業界を大きく変化させることでしょう。

アップル社は、年々売上高や利益を上昇させてゆき、最近の決算でも過去最高を更新。株式時価総額で世界最大企業となったのは記憶に新しいところです。



ガレージで起業、成功するも放逐される、他企業を立ち上げて大成功、復帰して破竹の快進撃、IT関係のみならず音楽出版業界にまで変革を起こす、最後は株式時価総額で世界最大企業に。

これほどドラマティックな経営者は二度と現れないでしょう。とてもクセのある人物だったようですが、私としてはとても惹かれる人物でもありました。今はただただご冥福をお祈りしたいと思います。今まで本当にありがとう!ジョブズ!



時間のある方は、是非下記のスピーチをごらん下さい。スタンフォード大学の卒業式におけるスピーチです。世界最高の大学の一つであるスタンフォードを卒業する学生達へのメッセージとしてこれほど素晴らしい言葉もないでしょう。ここに現れる精神は、素直にアメリカの美点だと思います。

Stay hungry. Stay foolish.
(ハングリーであれ。分別じみた大人になるな。)

胸に刻み込みたい言葉であります。



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