宮田塾のブログ

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『レ・ミゼラブル』とアン・ハサウェイのアカデミー助演女優賞

久々に映画に行ってきました。『レ・ミゼラブル (Les Misérables) 』です。



私も副代表も是非見たいとは思っていたんですが、この時期はなかなか映画館に行く時間が取れません。「こりゃDVDでガマンかな」と半分あきらめていましたが、授業準備や面談が入っていない日がたまたま発生(半日だけですけれど)。それっ!と二人で映画館に。5ヶ月ぶりの映画館です。

5ヶ月前に見たのは『ダークナイト・ライジング (The Dark Knight Rises) 』。米国の映画館で大乱射事件が起こり、多数の方が亡くなったあの映画です。忌まわしいケチのついた映画ではありますが、作品自体はとてもよく出来ていて、ある意味、米国の現状を巧みに描いていると思いました。陰鬱な色合いに塗り込められた作品のラストシーンが希望に満ちたものであることには、救いが感じられたんですよね。



って、そんな事はさておき、私が書きたいのはアカデミー助演女優賞をアン・ハサウェイ (Anne Hathaway) が獲得したという話です。

不勉強で、この女優さんのことをあまり知らなかったんですが、上記『ダークナイト・ライジング』を見て一気にファンになりました。キャット・ウーマンがとにかくカッコ良かったんですよね。今後これ以上のキャット・ウーマンが出ることはないと断言できるほど、コスチュームもアクションもバッチリ。作品中、特殊なバイクを乗り回すんですが(ご興味のある方は下記リンク先をご覧あれ)、これほどライダー姿が似合う女優がいただろうか、いやいない(反語)。

Check Out Anne Hathaway As Cat Woman - ELLE

で、今回の『レ・ミゼラブル』なんですが、予告編をご覧いただけばお分かりになるとおり、アン・ハサウェイの役柄は、幼い子(コゼット)を養うために図らずも身を売るまでに零落してしまう母(ファンテーヌ)。悲劇の極北のような役で、ある意味演じやすいキャラクターにも思えるんですが、実はこの映画、ミュージカル作品なんです。

つまり、役者はほぼすべてのセリフを「歌」として演じねばなりません。何より歌唱力が必要ですし、地のセリフとは全く違う演技力も必要とされるはずです(実際、ラッセル・クロウの歌唱はちょっとアップアップな感じが……)。

劇中、数分にわたってカメラがアンのモノローグ的な歌唱だけを追うシーンがあるんですが、その演技と歌唱には鬼気迫るものがありました。この役のために、彼女は断髪しているんですが(断髪シーンも劇中で使われています)、その姿が痛々しくて堪りません。しかし、その意気によって、このハイライト・シーンが生まれ、この作品が名作と呼ぶにふさわしいものになっています。

これは助演女優賞をもらっても全然おかしくない、というか、是非もらうべき演技だと思い、アカデミー選考委員に推薦状を書いたんですが(ウソです)、その矢先の受賞で、個人的には大納得です。

これで「可愛い女優さん」ではなく、「演技派本格的女優」としての地位が確立されたはず。今後も色々な作品でお目に掛かりたい女優さんです。


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